本ページでは、きこえない親を持つ子ども(CODA)に関する実証的・理論的研究の成果を共有しています。
コーダのライフヒストリーや発達環境、社会的役割に焦点をあてた調査・分析に取り組んでおり、特に「コーダ実態調査」では、質的・量的データの収集を通じて、多様な背景や語りを可視化しています。
本研究は、東京大学をはじめとする複数の研究者による共同的な取り組みとして進められており、今後の実践・政策・学術の橋渡しとなる知の蓄積を目指しています。
コーダ実態調査
【第二報】
コーダのみなさんへ
これらの調査結果を見ながら、「うん、わかるなぁ」と思うことも、「ちょっとちがうかも」と感じることもあるかもしれません。
自分の気持ちを見つめながら、自由に受け止めてみてくださいね。
2023年 中高生コーダ実態調査
「中高生コーダ55人にききました」
2023年6月27日(火)~9月10日(日)中高生コーダWebアンケート調査を実施いたしました。第二報ではおおまかな調査概要をお知らせいたします。
今後、第三報では詳細を公開する予定です。
中学1年生 6人 | 中学2年生 8人 | 中学3年生 8人 | 中学生 合計22人 |
高校1年生 10人 | 高校2年生 8人 | 高校3年生 13人 | 高校生 合計31人 |
その他 1人 | 不明 1人 | <内訳>有効回答者数 55件 |
※多くの中高生コーダの皆様よりご協力いただきましたことに、心から御礼申し上げます。
全体の結果や詳細については、以下の資料もぜひご覧ください。
ユニベール財団 2022研究助成 助成先一覧 研究概要 「聴覚障害のある親をもつきこえる子ども(CODA)の通訳役割に関する実態調査:ヤングケアラーの観点から」 |
2025年3月15日(土)~3月16日(日)第26回日本リハビリテーション連携科学学会大会抄録集 「聴覚障害者の親をもつCODAの通訳役割に関する実態:ヤングケアラーの観点から」 |
【第一報】
2015年 13歳以上のコーダ実態調査
「コーダ104人にききました」
2015年5月~6月にかけて、全国のコーダにご協力いただき、Webアンケート調査を実施しました。13歳以上のコーダ104名の方々に、それぞれのご経験について率直に答えていただきました。
ここでは、その中から一部の集計結果をご紹介します。
※全体の結果や詳細については、以下の資料もぜひご覧ください。
論文:「聴覚障害の親をもつ健聴児(Children of Deaf Adults:CODA)の通訳役割の実態と関する要因の検討」 AUDIOLOGY JAPAN, 63(1), 68–77, 2020 |
書籍:「コーダ きこえない親の通訳を担う子どもたち」 (金子書房 2023年) |
