コーダ研究成果報告会
コーダ研究成果報告会は、コーダ当事者であり、コーダに関する研究を行っている研究者たちが、自らの研究成果を発表・共有する場です。
参加者はコーダに限定し、安心して語り合える環境のなかで、当事者の声を研究につなぎ、新たな実践のヒントを育むことをめざしています。

2017年3月16日(木曜日) 参加者28名

2020年1月11日(土曜日) 参加者55名
多くの方々にご参加いただき、無事に開催しました。ありがとうございました。
2020年1月11日(土)にご参加いただいた方へのアンケート結果を、抜粋してご紹介いたします。
勉強になること、納得すること、考えさせられることがたくさんあり、参加してとてもよかったです。自分は今年春から 特別支援学校の教員です。
自分と同じ立場である人々がこんなにいることに、まず驚きました。私はこれまでコーダという自覚があまりなく、なんとなく親が聞こえないことを避けてきたと思います。今回の報告会に参加して、コーダとして正面から向き合っていきたいと思いました。本日は、ありがとうございました。
なぜか涙しながら聞いていました。私は通訳士として活動しているのですが、聴のアイデンティティとコーダのアイデンティティが2つ存在している気がします。なので、時々アイデンティティ同士がぶつかって、辛い時があります。コーダ同士の繋がりで救われることがあります。これからも研究が進んでいくことを望んでいます。応援しています!
私はまだ中学二年生ですが、私の中学校にある追究活動で、私たちとろう者との関わりだったり、ろう社会だったりを追究しています。特に、中津先生のお話では、いちCODAとして、私は小さい頃から両親と聴者とを結ぶ架け橋となる意識を持っていたので、他のCODAの意見のアンケート結果をみて、変にあった責任感が少し抜けていった気がします。追究内容の参考にもなりました。あまりうまく書けませんが、本当によい経験になりました。有り難うございました。
参加して良かったなと思いました。3人ともとても分かりやすかったです。僕はまだ小学生で、内容は少し難しいなと思ったんですけど、とても勉強になりました。今日、研究会で学んだ事を、これからの生活に生かしていきたいです。東大に来るまで一時間くらいかかったけど、それくらい時間をかけても来た意味がありました。来年もあるならぜひ来たいです。
同じコーダの人達が、これだけ集まり、それぞれの立場での発表をお聞きできたのは、本当に感動しました。自分が、いかにまだまだなのかショックな面もありましたが、これからもこの会が発展していくことを願っています。自身も地元でしっかり頑張りたいと感じることができました。
青年の頃がcodaとしてツラい時だったのかもしれない。今、50代になると、通訳を親にするのは大変だけれども、悲しさやツラさはない。これからのcoda(子ども達)のために、生きづらさを感じさせないような社会づくりをしてあげないといけないのかなと思う。自分のためにより、次世代のcodaのために、できることがあるなら協力したい。
中国からのコーダです。日本でこういう場で、CODAの話ができること、大変うらやましく思います。どうもありがとうございました。
CODAの輪が広がったと思いました。こんなに集まる場は初めてだと思います。2.1万人~2.2万人(推定)が集まれる機会があればいいですね。沢山の研究が出てくることで、CODAの社会的認知度も上がり、より暮らしやすい社会が創れると思います。
まず、当たり前なんだけど、コーダがこんなにいるんだ、なんかすごい場所だなと思いました。3つの研究、どれも違って、とても興味深いものでした。中津先生の「役割逆転型」、あんなに少ないとは!!!というのが、今日1番のビックリでした!!開催していただき、ありがとうございました。
アンケート感想(抜粋掲載・原文のまま)